苦しくない胃カメラ 経鼻内視鏡
苦しくない、鼻からの胃の検査をご存知ですか?
当院では平成19年12月より、患者さんに、より苦痛の少ない胃カメラを受けていただくべく、経鼻内視鏡を導入致しました
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経鼻内視鏡の特徴
1 苦痛が少ない
内視鏡は、鼻にスムーズに挿入できる約5mmの細さです。
口からの内視鏡に比べ、検査中の苦痛が少ないため、強い麻酔の必要もありません。
2 吐き気がおきにくい
経鼻内視鏡は口からの内視鏡と違い、舌のつけ根を通らず、喉にふれることもないので、不快感や吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
3 会話ができる
検査中も会話が可能です。質問をしたい時、気分を告げたい時など、医師と自由にお話できるので安心です。
経鼻内視鏡を受けられるにあたっての注意点
- 鼻腔や患者さんの容態によっては、鼻からの挿入が難しい場合もあります。その場合は無理をせずに経鼻内視鏡を用いて口から挿入します。
- 経鼻内視鏡は非常に細い為、止血などの処置には適しておりませんが、生検等の簡単な処置については問題ありません。
内視鏡検査を経験された患者さんへのアンケート結果 (対象者100名)
当院で行っている検査方法の違いによる患者さんのご感想をアンケートに取らせていただき、独自に調査を実施しました。
それぞれの検査方法で受けられたご感想を4段階で評価して頂きました。




経口法と経鼻法、どちらの方法が楽に受けられましたか?

「胃が痛い」「胃の調子が悪い」「お腹がキリキリする」「なんだか食欲がない」でも、胃カメラを飲むのはちょっと・・・。と敬遠されておられる方は一度、経鼻法あるいは鎮静法で受けてみてはいかがでしょうか?
「楽に受けれた」と感じて頂けるよう、内視鏡室ではよりいっそうの努力をして参ります。
内視鏡室 概要
内視鏡の種類
- 内視鏡上部(オリンパス GIF XQ260、XQ240)
- 経鼻内視鏡(オリンパス GIF XP260N)
- 内視鏡下部(オリンパス PCF-P240I)
内視鏡学会
内視鏡学会指導医2名 内視鏡学会専門医1名
内視鏡的治療
内視鏡
- ポリペクトミー
- EMR
- 止血術(クリップ他)
- 食道静脈瘤硬化治療(EIS)
- 結紮療法(EVL)
- 経皮的肝腫瘍エタノール注入療法(PEIT)
- 経皮的肝腫瘍マイクロ波凝固療法(PMCT)
- 肝動脈塞栓術(TAE)
- 経皮経肝胆ドレナージ(PTCD)
- 心ペースメーカー
- 冠動脈拡張術(PTCA)
- 脳動脈瘤塞栓術
- 前立腺肥大温熱療法